「三三九度」とは
2015/07/17
「三三九度」とは
結婚式にはウェディングドレスへのあこがれもあり、教会での式を望む人が多いのも確かです。
しかし、日本古来の文化に対する評価がまた高くなっている近年では、神社での挙式を選ぶというカップルも増えています。
京都市の東山区に本店を置く神前挙式専門店の三々九度では、関西を中心に多くの神社での挙式をプロデュースしていて、その内容の充実ぶりとリーズナブルな価格から人気を得ているのです。
ここのお店の名前の由来となっているのは三三九度という、和風の挙式の中で新郎と新婦が何度も盃を重ねる儀式のことになります。
その行為には夫婦やその親族たちの間で固い縁を結ぶとの意味が込められてることを知らない方も多いはずです。
これには「三杯献=九献」いただく儀式ということから、「三献の儀」「三三九献」という別の呼び方もあります。
三三九度では大中小の三重ねの盃が使われ、その使用順は小盃、中盃、大盃となっているのですが、それには小盃=過去、中盃=現在、大盃=未来という意味が込められているのです。