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神社検定

2017/05/14

神社検定

一宮制についての記述として間違っているものを選んでください。

1.国司は任国にふにんすると、有力神社に参拝した。これを国司神拝という
2.一宮制は朝廷の命令によって11世紀末に全国で一斉に成立した
3.国司が崇拝する神社を管理するために作った台帳を「国内神名帳」という
4.総社は一宮・二宮以下の神祇を勧請して一括してお祀りしたものである

正解 2.一宮制は朝廷の命令によって11世紀末に全国で一斉に成立した

〜解説〜

国司は国内の有力神社のうちから最上位の神社を選んで一宮とし、他の神社を二宮、三宮と序列化しました。これを一般的に「一宮制」と呼び、一種の社格とされるようになりました。しかし、画一的に成立したのではなく、11世紀末から12世紀中頃にかけて徐々に成立したと考えられています。