マリッジリングを左手薬指にはめる理由
2015/07/23
マリッジリングを左手薬指にはめる理由
マリッジリングを左手の薬指にはめるようになったのは1641年のヨーロッパとされます。
ローマ典礼儀式書では、誠実と貞節の証としてもっとも左手の薬指がふさわしいとして、マリッジリングを左手の薬指にはめるよう定めました。
今では常識となったマリッジリングを左手の薬指にはめるというスタイルは、古代神話に起源があります。古代ギリシャ人は、心臓に人の感情が宿っていると考えていたのです。
その中には愛も含まれています。さらにギリシャ神話では、左手の薬指には心臓とつながる太い血管があると記述されています。
当時の医者は毒が混ざっていないかを調べるために、左手の薬指を使っていました。さらにヨーロッパでは薬指にはめた指輪は愛情の印とされるのです。
このことから心と左手の薬指はつながっていると見なされました。
また途切れないリングは永遠を象徴しており、いつまでも二人が愛し続けることを願って、左手の薬指にマリッジリングがはめられます。