引出物の由来

挙式・披露宴に参列した方に新郎新婦から参列に対する感謝を表す贈り物の１つに引き出物という習慣があります。

引き出物は、客人をもてなすために主人が庭先に馬を「引き出して」客人に送ったというのから始まりました。

今では結婚するおふたりからのもてなしの心として贈られます。当時は馬でしたが、馬はもらっても飼うわけにいきませんし、だからと言って代わりに車をというわけにもいきません。

そのため有名ブランドのコーヒーカップやキッチン用品、ケーキなどのお菓子類などが贈られていました。

しかし、大きな紙袋を抱えて帰ったり、使わないものや欲しくもないものを貰っても、という正直な意見もあります。

そのため、最近ではカタログを用意して、後日欲しいものを注文するというのが主流になりつつあるのです。

これなら重い荷物を持って、電車などに乗らなくていいのでとても好評でしょう。

馬から始まった引き出物ですが、形は変わっても感謝の気持ちは変わらずに受け継がれています。