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日本の結婚式ならではの風習

2015/01/26

日本の結婚式ならではの風習

結婚を迎える新郎と新婦は、元々は血のつながりのない赤の他人です。

そうした他人同士が結婚により結ばれ、
一つの家族としての間柄を築いていくということは、大きな出来事です。

そうした変化を儀式によって自覚するということが、
日本の古くからの風習にて行われています。

それが、三々九度というものです。
お酒を飲み交わす儀式であるという認識は誰もがもっているものですが、
その意味合いには、新郎新婦が結婚を誓うということがあるのです。

そうして赤の他人同士であった新郎と新婦の二人は、
夫婦として結ばれるのです。

この際に飲み交わすお酒はお神酒といわれるもので、
これを縁起の良い三の数字の数づつ飲むということをさらに三度行います。

ですからこの儀式の名前が三々九度と名付けられているのです。

この儀式によって二人は夫婦として
これからともに生きて行く誓いを立てます。

これが神道における結婚というものを決定する儀式となるのです。
神式の結婚式では必ず行われる憧れの作法です。