鎌倉新仏教と仏家神道
2021/04/17
中世期に仏家神道が成立するまでの概略が書かれた以下の文章を読んで空欄( )に入る言葉として正しいものを選んでください。
僧侶たちは、一層の神祇の研究を進め、その仏教的理解を深めました。当時は本地垂迹説は普及していましたが、具体的な教説は整ってはいませんでした。そこで、( )や中臣祓、『先代旧事本紀』などが研究され、さまざまに解釈されていきます。とくに、( )は撰録当初から講義などはなされていたのですが、平安時代中期以来、あまり読まれない古典となってしまいました。ここから「中世神道書」の名で総称される一連の秘書ともいうべきものが誕生していきます。その初期のものとされるのが平安末期の『天照大神儀軌』で、鎌倉時代初期までに『中臣祓訓解』が成立します。ここから先、僧侶たちによって唱えられた仏家神道説が展開されていくのです。
1.日本書紀
2.万葉集
3.古語捨遺
4.延喜式祝詞
正解 1.日本書紀
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