熊野信仰2

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熊野信仰2

2019/10/12

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 熊野信仰は、縁起が仏教的解釈により作られ、異同をみせつつ絵解き法師や山伏、熊野比丘尼らによって全国各地に伝播していったが、最も流布したのが『熊野の本地』と題した御伽草子である。南北朝時代に成立した(   )にも載せられ、絵巻・奈良絵本に仕立てられ、熊野信仰の本質を語っている。この(   )では、中天竺の摩訶陀国の善財王には千人の妃がいたが、最も寵愛を受けた五衰殿の女御がほかの妃の妬みにより殺される。しかし、最後に蘇生し、飛車に乗って熊野の地へ降臨し結宮に祀られる。同時に、喜見上人(証誠殿)、善財王(速玉宮)、王子(若一王子)が奉斎されたという内容である。これは、中世に顕著に見られた衆生擁護の神道であり、本迹縁起神道の代表格であったともいえよう。

 

1.日本霊異記
2.沙石集
3.太平記
4.神道集

 

正解 4.神道集

 

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