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京都の上がる・下がる

2016/08/10

京都の上がる・下がる

京都では住所を説明する際、独特の表現をします。初めて耳にする人にとっては、何とも不思議な表現です。というのも、住所の中に「北へ上ル、南へ下ル、東入る(いる)、西入る(いる)」といった表現が含まれているからです。「上がる」とは、決してどこか高いところへ上ることではありません。「下がる」というのも階段を下りるようなことではなく、「入る」も何処かに入るといったことではありません。