結婚式が始まったのはいつ?
2016/04/02
結婚式が始まったのはいつ?
結婚式がいつから始まったかと言うと、平安時代が起源です。
平安時代は夫が妻の家に3日間通うことで結婚が認められる婿入り婚で、3日目の晩に妻の家で夫を両親や親戚に披露する宴を開きました。
武家社会になって男性の家に女性が嫁ぐことが一般的になったことで、現在の嫁入り婚が定着しました。
武家社会では夫の自宅に妻を招き入れ披露宴が行われました。
現代の結婚式に最も影響を与えたのは、明治時代のウェディング業界です。
西洋からもたらされた写真が結婚の記念として撮られるようになり、写真館の人や地元の美容関係者がお見合い写真まで作り始めました。
戦前はお見合い結婚が主流だったので、相手のことを知る材料として写真は重宝されました。
戦後は結婚式場に写真スタジオを設けるなど、ウェディング業界は積極的に活動しました。
この時期から披露宴はホテルで行われるようになります。
1990年代には料理にもこだわるカップルが増え、レストランで結婚式を挙げることがブームとなり、ヨーロッパの慣習に近い会場やマナーで新郎新婦を祝うことも多くなりました。