サムシング・フォーとは?
2016/03/25
サムシング・フォーとは?
サムシング・フォーとは、欧米で行われる結婚式の慣習のことで、イギリスの伝承童謡であるマザーグースにも謳われているものです。
その字の通りに4つの何かを身に着けることで花嫁が幸せになれると言われているもののことを言います。
1つ目はなにかひとつ古いもので、先祖から受け継がれた幸せや恵みの象徴です。
母親や祖母から譲られた宝飾品やヴェール、ドレスに使われたレースやリボンなどを使うことが多いです。
2つ目はなにかひとつ新しいもので、新生活の幸せの象徴です。
新調されたものなら何でも良く、色は白が選ばれることが多いため手袋などが多く利用されます。
3つ目はなにかひとつ借りたもので、結婚している友人や隣人の幸せにあやかります。
ハンカチやアクセサリー、人前式で署名を行う場合にはペンなども使われていることがあるようです。
4つ目はなにかひとつ青いもので、聖母マリアのシンボルカラーである青は、純潔を表します。
純潔を表すため人目につかないところが良いと言われ、ガーターベルトに青いリボンをつけたり、指輪の内側に青い石を入れていましたが、最近ではブーケに青い色の花を入れることも増えています。