誓詞奉上では、どんなことを言うのか
2015/07/13
誓詞奉上では、どんなことを言うのか
神前挙式の誓詞奉上は、結婚の報告を行うもので、夫婦として助け合って生きていくことの誓いが込められた言葉を述べます。
通常は新郎が読み上げて、新婦が名前を添えます。
神前挙式の式次第は、それぞれに意味のある数々の儀式から成ります。
まずは、参拝の前に手を清める「手水」から始まり、新郎新婦・両家両親・親族・友人の順に神の御前に進む「参進の儀」があります。
次に、「修祓」と呼ばれるお祓いで、一同起立して斎主の清めの祓いを受けます。
「祝詞奏上」では、斎主は神前に結婚の報告をし、加護を祈ります。「誓盃の儀」は三三九度で、新郎新婦は大中小3種の盃で交互に御神酒をいただいて、夫婦の契りを結びます。
神楽が奉納されたあとに、新郎新婦は神前に進み出て誓詞奉上をします。
新郎新婦は、神前に玉串を捧げて二拝二拍手一礼の玉串奉奠を行います。
続いて指輪の交換を行って、親族が順に御神酒をいただく「親族杯の儀」の後、斎主があいさつをします。
これで挙式は終了し、全員が退場します。