神前式挙式で着る着物について
2015/07/03
神前式挙式で着る着物について
神前式での挙式は、一般的には花嫁・花婿とも和装であります。
この際花嫁が特に気をつけたいのは、白無垢の衣装一式は意外と重く、また予想以上に動きづらいということです。
頭にはいわゆる「文金高島田」のかつらを被ったり、左右の視界を遮る綿帽子をつけたりします。
それでいて長い打ち掛けを引いて歩くのですから、いつもの動きができないことを意識していないと、思いがけない粗相をしてしまう羽目になってしまうかもしれません。
さらに履きなれない草履をで外を歩く必要がある場合などは、より一層の注意が必要です。
幸い、花婿の場合は紋付袴姿でも、普段と比べれば多少窮屈とはいえ大きな動きの制約はありません。
状況にもよりますが、花嫁に手を貸してあげられる場面ではさり気なく気遣ってあげるといいでしょう。
また花嫁衣装を試着する際には、立ったまま、あるいは座ったままでいるのでははなく、部屋の中を少し歩きまわるなど、本番をイメージする為にも軽く動いてみることをおすすめします。