神前式挙式は、静かなブーム?!
2015/06/25
神前式挙式は、静かなブーム?!
神社で挙げる結婚式のスタイルを「神前式」と言います。
その名の通り、日本古来の神様の前で結婚式を挙げます。
神前式では、三三九度や玉串奉奠(ほうてん)などの儀式、雅楽や和装をはじめとする日本の伝統を堪能できます。
凛とした気高いイメージがあるのと同時に、固いイメージのある神前式ですが、白無垢を着たいという花嫁も多いことから、今、静かにブームとなってきているのをご存知でしょうか。
神前式の起源は意外と新しく、実は100年ほど前からで、大正天皇の結婚式(当時は皇太子)を原型に、その後民間に広まっていきました。
(ちなみに、それ以前の結婚式は神道の影響を大きく受けている儀式であるものの、結婚式自体は自宅で行われるのが一般的でした)
神前式では、神道の儀礼に従った儀式が行われ、斎主が幣を用いて穢れを祓い、祝詞を奏上し、神の加護を願います。
神社というと敷居が高そうですが、毎年の初詣、七五三やお宮参りなど折にふれて私たちの生活にもなじみ深い神社で挙式するというのもいいのではないでしょうか。