神前式の参進の儀ってなに?
2015/01/30
神前式の参進の儀ってなに?
神前式での挙式の場合、
参進の儀というものが執り行われる場合があります。
一般的には広い境内をもつ神社でおこなわれる場合が多いものです。
これは巫女に導かれて新郎新婦・両家両親・親族の順に並び、
本殿へと向かうというもので、控室を出てから列をなして歩きます。
花嫁行列とも呼ばれ、
参拝時などに見た頃がある人もいるのではないでしょうか。
足元に赤い毛氈が敷かれていたり、
日よけの赤い和傘をさしてくれたり、
楽人が加わって雅楽の調べを奏でる
という演出がなされる場合もあります。
見た目にも厳かな雰囲気を演出してくれます。
屋外を歩く場合、周囲の木々の緑、空の青といった
自然界の美しさに加えて、花嫁の白、毛氈の赤が
色鮮やかに映えて、写真にしても
美しく仕上がる場合が多いものです。
昔ながらの「お嫁入」というような気持ちが盛り上がり、
本人たちはもとより両親や親戚も
静粛な気持ちにさせてくれる儀式といえるのではないでしょうか。
神前式ならではの、魅力の一つといえるでしょう。