神道ってなに?
2014/12/21
神道ってなに?
こんにちは、神前挙式専門店の「三々九度」でございます。
神道とは、古来日本に発祥した考えの一つです。
日本独自のこの考え方は、
キリスト教のように一神教と呼ばれるような
超越的な一つの神を措定するのではなく、
汎神論と呼ばれるように、
全てのものに神が宿っているという考え方をします。
これが、八百万の神と言われているものです。
こうした考え方は、アミニズムと言われるもので、
神道に限らず様々な国において発祥した
原始宗教に多く見られるものです。
全てのものに神が宿っているという考え方は、
自然崇拝へともつながる考えです。
太陽や、大地や、生命の溢れる地上の全てに神が宿ると考えることは、
自然に親しみ、自然の中に生きる人々にとって、
身近な考え方だったのです。
自分たちの生活の中の一部として存在する
山、川といった自然の中に神を見出し、
崇めながら生活するという姿勢は、
古くから日本の土壌に浸透していたのです。
これは、自然と人間の共存した生活へとつながるものでもあります。