大安の日はどうして縁起がいいの?
2014/12/01
大安の日はどうして縁起がいいの?
こんにちは、神前挙式専門店の「三々九度」でございます。
大安とは、六曜の一つで、日本にて浸透している暦として広く知られています。
結婚式を行うには適したものとして考えられています。
意味しているのは、大いに安しということであり、
つまるところは六曜の中でももっとも吉とされる日取りということです。
こうした考え方の元となっている暦注は、
暦につけるように考えられた日時や方位の吉凶を示すものです。
これは、陰陽五行説や干支の考え方をその礎としています。
古くは中国に生まれた考え方で、
それが暦として確立されることで現代のあり方へとつながっています。
中国から日本に伝来してきたのは、
14世紀鎌倉時代末期から室町時代へと移る頃とされています。
そののち日本独自の解釈によって形を変えながら、
幕末の時代に人々の間に広く知られることとなりました。
その後明治時代には、暦注は人々を惑わすものである
という考え方から政府による禁止令が出ますが、
それに反対する意見が強く、
暦の上に吉凶を記すことは残されることとなります。