神仏判然令について

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神仏判然令について

2021/09/28

明治時代になって、神仏習合は廃止されます。それは、仏教風の神号の廃止と、神社からの仏像や仏塔の除去などを内容としたものでした。この明治政府がだした一連の通達とは以下のどれでしょうか。

 

1.神仏判然令
2.祭政一致の詔
3.大教宣布
4.教育勅語

 

正解 1.神仏判然令

 

〜 解説 〜
 祭政一致の詔は、明治元年10月17日に、明治天皇が中世以降の「まつりごと」(政治と祭祀)の衰えを嘆かれ、祭政一致を復活し厳修していくことを宣言されたものです。ひいては氷川神社を武蔵国(現在の東京都と埼玉県と神奈川県の一部)の鎮守と定め、自ら祭祀を行うことを発せられました。大教宣布(運動)とは明治時代前半に行われた全国民を対象とした教化運動のことをいいます。教育勅語は明治維新後の大日本帝國で、政府の教育方針を明記した勅語のことです。正式には「教育二関スル勅語」といいます。

 

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