出雲大社の新嘗祭2
2020/09/11
出雲大社の新嘗祭について書かれた以下の文章を読んで空欄( )に入る言葉として正しいものを選んでください。
現在、出雲大社で11月23日の夜に拝殿で斎行されている( )は、明治5年以来の新儀である。江戸時代までの「新嘗会」が、現在のものに変化していく契機となったのは、明治4年(1871)からの神社制度の改変である。社領の上地、官舎への編入など出雲大社においても政治的・経済的な急変があった。明治4年の新嘗祭がどのような形で行われたかは不明であるが、大・小宮司(ともに国造)の大庭行きはなかった模様である。官幣大社として、正式の新嘗祭は定日に大社で行われねばならず、大・小宮司が大庭に出向することが不可能となったからである。こうして大社の新嘗祭は、神社としての正式の祭典がまず午前に本殿で執行され、同日午後に、“国造家の行事”としての“( )”が庁の舎で行われることになった。後に、その祭場が拝殿に移され、夜の神事に戻って現在に至っている。
1.国造新嘗祭
2.大庭新嘗祭
3.社伝新嘗祭
4.古伝新嘗祭
正解 4.古伝新嘗祭
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