日別朝夕大御饌祭について

内宮の遷御の翌日には、午前６時から大御饌の儀が行われた。遷御ののち初めて大御神に大御饌を奉る祭儀だ。第５８回式年遷宮以降、遷宮祭を構成する重要な祭儀に加えられたものだ。参進してきた神職達が、忌火屋殿前で整列。祓詞を奏上し、神饌が清められていく。次に神職を祓うと、辛櫃は御正宮石階下の（　　　）へと運ばれ、神職達も参進していった。（　　　）は内宮だけに存在し、神嘗祭などで、大御饌の代表的なお供えである鰒の調理を行うところだ。豊受大御神の来臨のもと、忌箸と忌刀で調理する。次第によると、御贄の調理を行った後、再び、御贄は辛櫃に納められて御正宮へと運ばれた。

１．御饌調舎
２．神饌調舎
３．御贄調舎
４．海幸調舎

正解　３．御贄調舎

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