会沢正志斎について
2019/10/30
以下の文章は誰のことを述べたものでしょうか。
幕末にあたり外国船の来航が頻繁となるなか、国家としての統合を強めて、その独立を保持しなければならないとする見地から、彼は『新論』を著した。この著において彼は、天皇の皇祖神に対する祭祀を基本として、祭政一致、政教一致が日本の国家のあり方(国体)であったとし。時勢の変化によってその本来の姿は見失われがちだったが、今こそそれを実現しなければならないと主張する。また、人心統合のために重要なのは祭祀と軍事とする立場に立ち、とくに祭祀の意義を重視している。そして、大嘗祭などの儀礼を古式にのっとって整備するとともに、「幣帛を天下の諸社に頒ちて、天下、国土の神もまた皆天祖に統べらるるを知る」ようにすべきであると説いている。のちの明治維新以降の国家による神社政策の一つの源流をなしたものとして注目される。
1.六人部是香
2.二宮尊徳
3.会沢正志斎
4.吉田松陰
正解 3.会沢正志斎
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