宣長の神道思想

以下の文章は誰の考え方を書いたものでしょうか。
　世の中の吉凶、禍福などは人為の及ばないものとする。人間の営みとしては、古代において「ひたぶるに大命をかしこみゐやまびまつろひて、おのも／＼祖神を斎祭つゝ、ほど／＼にあるべきかぎりのわざをして、穏しく楽く世をわたらふほかなかりしかば」という状態であったように、今の世においても同様の生き方をするほかはないとしている。こうした現世に対する楽天的な考え方は、「神道の此安心は、人は死候へば、善人も悪人もおしなべて、皆よみの国へ行事に候」とあるような、死後の世界に対する不安への割り切り方へもつながっている。

１．藤原東湖
２．本居宣長
３．平田篤胤
４．大国隆正

正解　２．本居宣長

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