風土記について

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風土記について

2019/09/28

現伝の風土記において神々の事蹟の記述が最も豊富なのは『出雲国風土記』といえるでしょう。記紀ではまったくその事蹟を伝えていない八束水臣津野命の「国引き神話」はあまりにも有名です。また、『出雲国風土記』には各郡単位に神社名が列記されていますが、そのことに関して間違っているものを選んでください。

 

1.他国風土記には類例を見ない。
2.神祇官の神社台帳に登録されているものといないものとに分けてまとめられている。
3.神祇官登録外の神社に関して、最古で確実な資料である。
4.「延喜式神名帳」の前身ともいえ、一部には「大社」「小社」の区別も記述されていた。

 

正解 4.「延喜式神名帳」の前身ともいえ、一部には「大社」「小社」の区別も記述されていた。

 

〜解説〜
 「延喜式神名帳」以前の資料として極めて重要なものではありますが、「大社」「小社」の区別はありません。

 

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