神社検定
2018/10/04
神社検定
以下の文章は誰について書かれたものでしょうか。
この国学者が積極的に思い描いていた日本の古代像は、「春にしく時なく、さくらに益さる花なく、やまとにしく国なく、神にまさる道もあらぬものを云々」とする有名な「桜の詞」の詞章や、同じく末に付された「もろこしの人に見せはやみよし野のよしのゝやまの山さくら花」の一首に象徴されるように、歌人的感覚の所産というべきものに窺うことができる。しかしそれは、「とかくわれらは六百年以来のものゝ善悪にかゝはらず」というまでに、自らの生活を厳しく律し、歌魂の練磨を繰り返した果てに手に入れた古代像にほかならない。
1.契沖
2.荷田春満
3.賀茂真淵
4.本居宣長
正解 3.賀茂真淵