以下は国学の性格の一側面について記したものです。以下の記述のうち間違っているものを選んでください。

１．「神道」「国文」「国史」「国法（法制・経済）」は国学研究の四本柱ともいうべきものである。
２．伝統を尊重し、自主性に立脚する限り、ほかの諸学問の習得も認める広い視野に立っている。
３．とかく感情を抑制しがちだった儒教・仏教と異なり、ありのままの働きを積極的に肯定している。
４．一子相伝や秘事口伝も、伝統を重んじる立場から伝承された。

正解　４．一子相伝や秘事口伝も、伝統を重んじる立場から伝承された。

〜解説〜
　国学は自由尊重という教育思想の立場から、一子相伝や秘事口伝などといったこれまでの封建的教育思想とは立場を異にしました。