神社検定
2017/05/27
神社検定
吉田兼倶は根本枝果実説も主張します。この根本枝葉果実説について間違っているものを選んでください。
1.インドは種子を生じるところで、中国では枝葉が現れ、日本では花が開いて実を結ぶところだという説
2.吉田兼倶はこの説を使って神道こそが万物の根本だと説いた
3.仏教・儒教・道教の三教は究極的に一致するという三教一致思想の影響を受けている
4.この説を使っての仏教理解は、兼倶が強く主張したことにより広い範囲に伝わった
正解 1.インドは種子を生じるところで、中国では枝葉が現れ、日本では花が開いて実を結ぶところだという説
〜解説〜
根本枝葉果実説は、日本は種子を生じるところで、中国では枝葉が現れ、インドでは花が開いて実を結ぶところだとするものです。したがって、インドで生まれた仏教は万法の果実であり、中国で生まれた儒教は枝葉で、神道こそが万法の根本だと説いたのです。つまり、仏教が日本で広まるのは、その根本である日本に帰ることだと理解されているのです。