神社検定
2017/05/09
神社検定
「延喜式」の説明として間違っているものを選んでください。
1.巻一から巻十までが神祇関係の式で神祇式とも称される
2.律令官制の役所ごとに式が配分されているが、神祇官関係の式が一番少ない
3.27編の祝詞も収録されている
4.名神の称を与えられた神社の記載もある
正解
2.律令官制の役所ごとに式が配分されているが、神祇官関係の式が一番少ない
〜解説〜
「延喜式」は醍醐天皇の命により 延喜5年(905)に編纂が開始され、延長5年(927)に完成しますが、その後さらに修正が加えられ、施行されたのは康保4年(967)です。その内容は50巻約3300条からなり、律令官制の二官八省の役所ごとに配分されています。そのなかで、巻一から巻十までが神祇官関係の式で、分量が最も多く全体の3分の1を占めています。