神社検定
2017/04/12
神社検定
神前結婚式は、ある天皇のご婚儀がきっかけで広く普及するようになりましたが、その天皇とはどなたでしょうか。
1.孝明天皇
2.明治天皇
3.大正天皇
4.昭和天皇
正解 3.大正天皇
〜解説〜
それまで結婚式といえば、家庭や地域で行われるものがほとんどでした。その際は、「結婚は神のお計らいであり、恵みである」という古くからの信仰のもと、多くは床の間に伊弉諾尊と伊奘冉尊をお祀りし、その前に神饌をお供えして行われていました。こういう形式は、江戸時代に確立され、公家や大名はじめ、武士や庶民まで広がっていたようです。
これが土台となり、当時、皇太子だった大正天皇のご婚儀をきっかけに神社での神前結婚式は広く受け入れられていったようです。