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幕末維新について

2017/02/19

幕末維新について

③京都市伏見区にある船宿である寺田屋では、(   )が幕吏に襲撃され、日に妻となるお龍の機転によって難を逃れたエピソードが残っている。

1.坂本龍馬
2.近藤勇
3.中岡慎太郎
4.佐久間象山

正解 1.坂本龍馬

〜解説〜

伏見の船宿の寺田屋で幕吏に襲撃されたのは坂本龍馬である。
 寺田屋では血生臭い事件が二度起こった。一度目は文久2年(1862)4月のさま半尊攘派との同士討ちの寺田屋騒動、二度目が慶應2年(1866)正月の坂本龍馬暗殺未遂事件。
 公武合体を旨とする薩摩藩と、尊王攘夷の道を邁進する長州藩は反面、憎悪していた。海援隊の坂本龍馬は薩摩と長州を提携させようと画策して、ついに薩長同盟の締結にこぎつけた。慶應2年の正月21日、場所は相国寺二本松の薩摩屋敷である。その直後の24日、龍馬は寺田屋で襲われたのである。