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京都 平安京について

2017/02/13

京都 平安京について

④平安京の地相は「北に玄武、南に朱雀、東に青竜、西に白虎」と言われているが、現在、この北の玄武は(   )とされている。

1.鞍馬山
2.船岡山
3.比叡山
4.吉田山

正解 2.船岡山

〜解説〜

平安京の北の玄武に相当するのは京都市北区紫野にある船岡山だとされている。
船の形をしていることから船岡山の名がついたと言われている。山頂には巨石があって、太古からの磐座信仰の祭祀遺跡だという伝承がある。
 山頂に立ち、南を見下ろすと、千本通がまっすぐに南へ通じているのがわかる。平安京造営の時、船岡山の山頂を朱雀大路の基点としたという説が納得できる。中国に「四神相応」という思想があった。東西南北の四方にそれぞれ神を配し、四神に応じた地相を最も尊いとする考えである。東 流水 青竜、西 大道 白虎、南 洿地(水たまり) 朱雀、北 丘陵 玄武となるのが四神相応の地相である。平安京の船岡山は、まさに北 丘陵 玄武そのものの地相であった。