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八重垣の神詠の和歌について

2016/12/12

八重垣の神詠の和歌について

「問72」
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を
この神詠は和歌の初めてとされるもので、出雲の国名の起源ともされるものですが、この歌はどなたが詠まれたものでしょうか。

1.大国主神
2.大物主神
3.事代主神
4.須佐之男命

「正確 4」

〜解説〜
山俣大蛇退治を終えられた須佐之男命は櫛名田比売と結婚して住むべきところを、出雲国に探し求めました。
そして、須賀の地に来て、「ここに来ると、とてもすがすがしい気持ちがする」と言って、宮殿をお造りになりました。
そして、宮を造られたとき、この地から雲が立ちのぼっているのをご覧になって詠まれたのがこの歌です。