境の神について
2016/09/03
境の神について
「問22」
この二つの神社は、古来、国家鎮護の神様として並び称され、崇敬されてきました。
航海を司る神としても信仰され、地域への邪霊の侵入を防ぐ「境の神」という信仰もあったようです。
この神社とは次のどれでしょう。
1.香取神宮・鹿島神宮
2.月山神社・羽黒山神社
3.霧島神宮・高千穂神社
4.出雲大社・熊野大社
「正解 1」
〜解説〜
月山と羽黒山は山形県の出羽三山のうちの二つの山で、もう一つは湯殿山です。
月山の頂上に鎮座する神社が月山神社で、羽黒山の頂上に鎮座するのは出羽神社といいます。
羽黒山神社は栃木県に鎮座します。
霧島神宮は鹿児島県に、高千穂神社は宮崎県に鎮座していて、ともに天孫降臨神話にちなむ神社です。
出雲大社と熊野大社はともに島根県に鎮座し、古より深い関係のある神社です。