結納の段取りとマナーについて
2016/03/17
結納の段取りとマナーについて
結納とは、新郎家・新婦家が家族として結びつくことを祝い、贈り物を納めあうというもので、これを行うことで正式に婚約ということになります。
結納には「正式」と「略式」があり、正式は結納品9品目と結納金を仲人が両家を往復して納め合うものです。
略式は品目を減らし、両家がホテルやどちらかの家で顔合わせ会・食事会という形式で行うもので、最近では仲人を立てずに略式で行う人が大半を占めます。
略式の段取りは、男性の父親が「結納の儀を行います」という挨拶をして、持参した品目を差し出します。
そして女性側はお礼の言葉と共に受取り、飾り棚に品目を飾ります。
次に女性の親が受書を男性本人に渡し、お返しの品を差し出します。
そして男性側はお礼の言葉と受書を返し、最後に男性の父親が終了の言葉でしめます。
男性の父親が進行するのが一般的です。
気をつけなければいけないマナーとしては、家で行う場合、緑茶はお茶を濁すという意味につながるので避け、桜茶や昆布茶を出します。
また、基本的には決められた口上以外は口にしないというマナーがあるため、余計なおしゃべりはNGです。