大和撫子になるために
2015/06/17
大和撫子になるために
昨今、女性の社会進出が課題とされています。
そんな中で、女性の在り方も変化してきています。
男性と肩を並べて歩く事だけが強さではありません。
体力や持久力において男性と異なる女性の強さとは、
内面の輝きであり付け焼刃でない教養です。
知ったかぶりをするのではなく、
理解しようとする姿勢と努力が美しさの土台となるのです。
大和撫子とは、日本における「美しい女性」の代名詞。
品があり、おしとやかでも芯のとおっている女性が
大和撫子にふさわしいと言われているのではないでしょうか。
着物文化のある日本ですが、着物を美しく着こなす条件として
歩くときは歩幅を小さく内股で歩く事が言われています。
がに股でがつがつと歩く女性が上品に見えるかは別として、
着物姿の女性がゆっくりの動作で背筋を伸ばすだけで、
その凛とした姿は力強さと美しさを醸し出し人の目を奪うものです。
日常の中のほんの少しの気遣いが大和撫子への道に繋がっているのです。