正しい御手水の作法とは
2015/02/09
正しい御手水の作法とは
パワースポットブームや、2013年の伊勢神宮、
出雲大社の式年遷宮などを機に、
神社へお参りをする機会が増えた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
神社の参道脇にある「手水舎」、
ここで手と口を洗い清めることは、
神社に参拝する際の大切な作法ですが、
一連の流れをスムーズにできていますか?
清々しい心身でお参りができるよう、
今一度その作法を確認してみましょう。
1.右手で柄杓を持って水を汲み左手をすすぎます。
2.柄杓を左手に持ち替え右手にかけます。
3.再度、柄杓を右手に持ち替え左手に水を受けて口をすすぎます。
この時、絶対に柄杓に直接口をつけてはいけません。
4.口をつけた左手にもう一度水をかけて清めます。
5.最後に残った水で柄杓の柄をあらいます。
これは次に使う人への思いやりとして柄を清めるとともに、
柄杓を体に見立て、自分自身の体を清める気持ちで行うと、
一層清々しい気持ちになると言われています。
日常生活では「形」に則った動作を取るということが
少なくなってしまいましたが、神前という
厳かな場所での作法は大人として身につけたいものです。