日本独特の考え方「神道」
2015/01/18
日本独特の考え方「神道」
神道とは、古くから日本に発祥した宗教であり、
日本独自の文化によって築かれたものです。
神道独特の透き通ったイメージは、
当時の日本に同じように根付いていた仏教とは
対照的な雰囲気をもったものとして発達して行きました。
また、神道において神とされているものは、
自然界にあるあらゆる全てのものです。
こういうと突飛に思う方もいますが、
これは八百万の神といわれるようなもので、
古くから川や山に神を見出して信仰してきた日本人には、
実は馴染みの深いものではないでしょうか。
山を神様として信仰する文化は古くからあり、
その山の周辺の地域では、
誰もが知っているものであるということもあります。
また、そうして自然を畏怖しつつも、
自然とともに生きて行こうという人間のあり方を
そこに見出すことができます。
自然を力で制するのではなく、
自然を敬い、そこに自分の生命を位置付けるという方法は、
日本に古来から伝わる人の生き方と言えるでしょう。