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三々九度の杯の意味とは

2014/12/15

三々九度の杯の意味とは

こんにちは、神前挙式専門店の「三々九度」でございます。

三々九度(さんさんくど)で使われる杯には、
大きさの異なる小杯・中杯・大杯とがあります。

神前式で新郎新婦の結婚の誓いを行うときは
それぞれにお神酒を注いで三口で飲み干すという儀式を行います。

三つの杯にはそれぞれ意味があるといわれ、
新郎新婦のめぐり合わせを先祖に感謝をするという「過去」、
二人で力を合わせて生きていくという「現在」、
一家安泰と子孫繁栄の願いをこめた「未来」
を表しているといわれています。

また、「天」「地」「人」の三つを意味している
という考え方もあります。

昔は戦国時代の出陣、帰陣の時、
現在でも正月や選挙の出陣式、端午の節句や七五三、
お祭りの時などに行われる三々九度なので、
三つの杯を通して人と人とを結びつける役割を担っているのでしょう。

近頃はあまり目にする機会が減っていますが、
人生の節目やここぞという勝負事の時には
三々九度を行うことによって
決意を新たにして取り組むことが出来るでしょう。

​三つの杯に込められた意味を考えながら古来からの儀式に臨みたいものです。