神前式の歴史とは
2014/12/13
神前式の歴史とは
こんにちは、神前挙式専門店の「三々九度」でございます。
神前式とは、神道式の結婚式として、
日本の土壌に広く知れ渡っています。
そうした歴史では、明治33年に執り行われた
皇太子殿下のご成婚から幕を開けました。
この式においてご成婚された皇太子殿下が、
後に大正天皇となられるお方です。
この結婚式は、日比谷大神宮にて行われたもので、
これ以前には一般的に家で行うことであった結婚式が、
神前で行うものとして知られた初めての出来事でもありました。
こうした結婚式は、
古くには室町時代に武家の行う結婚式として始まったものです。
室町時代の結婚式から続いた家で行うという伝統に
新たな風を吹き込んだものでもあったのです。
戦後の日本においては、結婚式は家で行われるものではなく、
儀式として厳格に行われるものであるという考えが
人々に浸透して行きます。
そうした中で神前で行われる結婚式というものは、
神道に基づいた歴史ある結婚式のあり方として、
広く人々に受け入れられて行ったのです。