初穂料と玉串料の違いとは
2014/12/07
初穂料と玉串料の違いとは
こんにちは、神前挙式専門店の「三々九度」でございます。
初穂料と玉串料の違いがどのようにあるのかということは、
なかなか知られていないことです。
背景には、日本においては
こうした宗教的な意味合いのある金銭については、
どのような意味合いを持っているのか
ということを理解しないままに
通り過ぎてしまうということが多いからです。
この二つは、どちらも神社にて祈祷をする時に使われるもので、
神社に納める金銭の呼び名として知られています。
では、どちらも神道に基づく金銭であるにもかかわらず、
どのように区別されているのかというと、
前者は祈祷の他にお守りを授かるときや、
お札を授かるときにも支払われるものであり、
後者は玉串に代わって納めるものとして
支払われるということがあります。
玉串とは、神道における神事に用いられる榊と紙垂であり、
これを神に捧げることで、儀式が進行します。
ですから、玉串の代わりに納める金銭ということで、
後者は祈祷の依頼料としてのみ用いられる
というところに区別があります。