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結婚式の歴史

2015/09/23

結婚式の歴史

もともと日本に結婚式という習慣はなかったそうです。

日本人に結婚式という概念が生まれたのはいつ頃だったかというと、イザナギとイザナミの神話が起源だとも言われているのですが、昔の日本では、道具入れ、嫁入り、祝言の3つの行事を合わせて、婚礼の儀礼としていました。

祝言は各家庭の床の間がある座敷で行われ、「式」というような明解な儀式はなく、人前式と披露宴が一緒になっているような形でしたが、床の間には、神名を記した掛け軸をかけ、供え物をし、その前で盃事が行われるというような内容の祝言が一般的な形でした。

お寺で御祈祷をしても、それは式とは別物であり、家内安全や、願望成就を願うためのものでした。

明治・大正時代頃から結婚式への社会的関心が高まったのは、皇族の結婚式が今の神前式に近い形で行われ、それが全国的に広まったことがきっかけとなり、日本人に、結婚式という結婚の儀式があるという、新しい価値観を知ると同時に神前式が全国的に広まりました。