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神社にまつわるもののまめ知識

2014/12/31

神社にまつわるもののまめ知識

我々日本人はお正月の初詣や、
七五三など子供の頃から当たり前のように神社に行き、
神社は我々の生活に溶け込んでいます。

しかし、神社にまつわるものには
多くの人がはっきりと知らないことがたくさんあります。

そのうちのひとつに玉串があります。
これは、神道の神事を行う際に、
参拝者や神職にある人が神様に捧げる榊の小枝のことをいいます。

この榊の枝には、木綿や紙垂などが付けられます。
語源には様々な説があり、確定したものはありませんが、
たましいの串とする説や、本居宣長が提唱した手向け串説、
平田篤胤が提唱した神話に倣い
玉をつけた串だからとする説などがあります。

由来は、日本神話に求めるものがあります。

これは天照大神が岩戸隠れした際に、
玉や鏡などをつけた五百津真賢木(いほつのまさかき)を
フトダマが捧げたとの描写によるものとする説です。

しかしながら、実際のところは、
神霊の依代(よりしろ)によるものであるとされています。