教派神道について

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教派神道について

2022/12/04

以下の文章を読んで空欄(        )に入る言葉として正しいものを選んでください。
  明治 15 年、政府は官国幣社神官を国民の教化運動から撤退させ、あわせて葬儀に関与することも禁止しました。 政府は、 神官の教化活動が、 「国家の宗祀」の祭祀者としての本務から逸脱しているという観点から、撤退させたのです。 これは、「神社は宗教にあらず」という神社非宗教論の行政的解釈によるものとされています。 これは、明治政府なりの 「政教分離」ともいえました。 つまり、神社は「国家の宗祀」 として、一宗一派に属する宗教的存在ではなく、ほかの宗教とは扱いを別にすることで、政治と宗教の分離が目指されたのです。 これと意見を異にした人たちもいました。 出雲大社宮司の(        )などは、官幣大社の職を離れ、神社とは密接不可分としつつ、教団を組織して神道の布教を始めました。 こういう教団は後に教派神道と呼ばれました。

 


1.出口王仁三郎
2.福羽美静
3.黒住宗忠
4.千家尊福

 

 

正解   4.千家尊福

 

 

〜   解説   ~
福羽美静は国学者・歌人で明治維新政府の神祇官の要職に就き神祇制度の確立に尽力しました。 黒住宗忠は黒住教の教祖です。

 

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