神社縁起について

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神社縁起について

2019/10/06

以下の文章を読んで空欄( ア )( イ )に入る言葉の組み合わせとして正しいものを選んでください。 
中世以来行き渡った神仏習合の神社縁起を根本から見直す機運を起こしたのは、近世儒教の神儒一致思想だった。
 その先駆的業績が、( ア )の神道および神社の研究である。( ア )は、現世を否定して人論を無視するという仏教の弊害を神仏習合の中に見出し、仏教的こじつけを取り除くことによって、儒教的王道すなわち日本の神道という本来の姿を再現できることができると考えた。神社研究の成果を集めた寛永15年(1638)ころの( イ )では、上巻に伊勢、八幡、春日など22社の由緒や沿革わ収め、中巻にも熊野、多賀、白山など諸国有名大社を扱っている。そこでは本迹縁起の理論や霊験譚は一切排除され、あくまで「六国史」や『延喜式』『新撰性氏録』などのいわゆる国典の史料に拠った、神代史を淵源とする歴史的由緒が構築されている。

 

1.ア、林羅山  イ、中朝事実
2.ア、林羅山  イ、本朝神社考
3.ア、中江籐樹 イ、中朝事実
4.ア、中江籐樹 イ、本朝神社考

 

正解 2.ア、林羅山  イ、本朝神社考

 

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