神前式に浴衣はNGな理由

浴衣に使われている素材によっては
耐水性や吸湿性などに優れているものがあることから、
お風呂上がりの水気などをふき取るために
本来入浴後に着用するものとして
日本版バスローブのように使用されていることがありました。

夏場などの暑い時期での手軽な普段着しての着用は向いていますが、
本来入浴後に着用するものとして使用されていた浴衣を
神前式などの正式な場所などで着用することは
マナー違反になってしまう可能性があります。

そして、着物や浴衣の着方などは人によって違いがありますが、
着物を着る際には素肌の上に直接着るのではなく
長襦袢を着用することが多い一方、
浴衣を着る際には長襦袢を着用しないままで
素肌の上などに直接着用する場合が多いことなども
正式な場での浴衣の着用が向いていない理由です。

そのため、神社や仏閣で行う神前式などで浴衣を着てしまうと
人によっては非常識と見られる可能性もありますので注意が必要です。

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